34億円相当のピカソ作品、フランス税関が押収

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仏コルシカ島の税関が押収したピカソ作品「若い女性の肖像」=Douanes/French Customs

仏コルシカ島の税関が押収したピカソ作品「若い女性の肖像」=Douanes/French Customs

(CNN) フランスの税関は4日、スペイン国外への持ち出しが禁止されているピカソの絵画をフランス領コルシカ島の税関当局が押収したと発表した。

押収されたのはピカソが1906年に完成させた油絵「若い女性の肖像」。2500万ユーロ(約33億8000万円)相当の価値があると見られる。スペインで文化遺産級の作品と見なされ、国外への持ち出しは禁止されていたはずだった。

持ち主はスペインの銀行家で、2012年以来、同作品の輸出許可を申請していたという。

同作品がスイスへ輸送されるという通報を受け、コルシカ島の税関が7月31日に船の中から発見した。既に梱包されて発送準備が整った状態だったという。

同船の船長にはこの作品の所持を正当化できる権限はなく、スペイン国外への持ち出し許可証なども持っていなかった。

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