FIFA、2026年W杯の開催国選考作業を延期

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FIFAのバルク事務総長は2026年W杯の開催国について選考作業の延期を明言した

FIFAのバルク事務総長は2026年W杯の開催国について選考作業の延期を明言した

(CNN) 国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・バルク事務総長は11日までに訪問先のロシアで記者会見し、2026年のワールドカップ(W杯)開催国選考に向けた作業を延期すると発表した。過去の招致活動に絡む買収疑惑が指摘されていることを受けた措置。

FIFAは26年W杯の開催国を17年に決定する予定だった。招致活動も間もなく始まる見通しだったが、現在の状況から「当面の間は、選考に向けた作業を始めるなど考えられない」とバルク氏は指摘した。

FIFAは8日の声明で、2018年のロシア大会と22年のカタール大会の開催を取り消す法的根拠はないと発表していた。

バルク氏も、18年大会の開催に向けた準備は「予定通り」に進んでいると説明。共同会見したロシアのムトコ・スポーツ相も、ロシアは法に従って招致活動を行ったと強調した。

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