バルサ加入のスアレス、「かみ付き」禁止の契約条項なし

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バルサ会長、スアレス加入を語る

(CNN) サッカーのスペイン1部リーグのバルセロナのジョゼップ・マリア・バルメトウ会長(51)は14日までにCNNとの会見に応じ、新たに加入したウルグアイ代表FWルイス・スアレスとの契約内容に触れ、「かみ付き」行為はしないとの条項はないことを明らかにした。

同選手は今年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会1次リーグのイタリア戦で、相手DFのキエリーニにかみ付き、国際サッカー連盟(FIFA)から試合出場停止とサッカー活動の禁止処分を受けた。スアレスはその後、謝罪を表明した。

バルメトウ会長は、この騒ぎの発生後でも優秀な同選手の引き抜きを考え直さなかったと指摘。「彼が謝ったことが我々には非常に大事で、それは不適切な事をしたことを自覚したことを意味する」と語った。

ただ、同選手が再び同様の行為を犯す懸念については、多くの人が尋ねる問題としながらも「起きるのか起きないのか、将来の事はわからない」と説明。「言えることは我々は責任を受け入れたことだ」と強調した。

その上で、契約の内容に触れ、「(かみ付かないとの)条項があったとしても我々は明らかにしないかもしれないが、そのような条項は実際にない」と付け加えた。

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