スノーデン元職員の機密暴露、内幕本2冊が映画化

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機密暴露の内幕をつづった書籍が相次いで映画化される

機密暴露の内幕をつづった書籍が相次いで映画化される

カリフォルニア州サンノゼ(CNNMoney) エドワード・スノーデン元中央情報局(CIA)職員による米機密暴露の内幕をつづった書籍2冊が、相次いで映画化される見通しとなった。

米映画監督オリバー・ストーン氏は2日、英紙ガーディアン記者のルーク・ハーディング氏が執筆した「スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実」に基づく映画を制作すると発表した。

すでに脚本の執筆に入っていて、プロデューサーのモリッツ・ボーマン氏が急ピッチで計画を進めている。ガーディアンのハーディング氏らも顧問として制作に協力するという。

スノーデン元職員が暴露した情報を同紙で最初に伝えたジャーナリスト、グレン・グリーンウォルド氏の著書「暴露 スノーデンが私に託したファイル」についても、映画大手ソニー・ピクチャーズエンタテイメントが最近、映画化の権利を獲得したと発表したばかり。プロデューサーにはマイケル・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ両氏が決まっている。

グリーンウォルド氏は昨年6月に同書を出版した後、同紙を離れて報道関係の会社を立ち上げた。ハーディング氏の著書に対しては批判的な立場を示している。

時事問題を題材にした映画は、その題材に対する社会の認識にも影響を与える。米軍による国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者の殺害作戦を描いた2012年の映画「ゼロ・ダーク・サーティ」は、尋問や拷問のシーンが「誤解を招く」としてCIAが懸念を示した。

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