世界的人気シェフ、アンソニー・ボーデインが見た東京

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アンソニー・ボーデインがすしを食す

(CNN) 私は東京が大好きだ。もし残りの人生、1都市の食事しか食べられないとしたら、迷わず東京を選ぶ。私の知るシェフ仲間の大半が、そう答えるだろう。変化し続け、好奇心をあおり、物事や香り、味、習慣が幾重にも折り重なって、永遠にすべてを理解することの出来ない予測不可能な場所、それが東京だ。もし残りの人生を東京で過ごしたとして、言葉を学びながら、わけも分からず、それでもハッピーに人生を終えることが出来るだろう。

人口過密で、奇想天外で、素晴らしく、恐ろしく、すべてが不可解なゾクゾクする場所。魅惑的で脅威的。混沌として、混乱していて、強烈で、そして何より、美しい。

CNNとの新番組で取り上げた他の場所同様に、撮影したのは東京だが、この番組は場所に関することではない。

この回で紹介するのは、大いに異なる2つの物語だ。

尊敬する「すしマスター」安田直道

安田直道は、すしに関する私のマスターであり、メンターであり、そして友人だ。過去20年にわたり、かの有名なニューヨークの店「Sushi Yasuda」を切り盛りし、米国において最初の、一番の、そして最も注目すべきすし職人となった人物だ。彼の店で出される多くの類まれな食を通して、私はすしに関するあらゆることを学んだ。どのように食べるのか。食材はどこからくるのか。魚とお米、どちらが重要なのか。新鮮なことは必ずしも良いことではないのか。そういったすべてだ。

彼はまた、クラシック映画のファンであり、知的で、ものに思いを巡らせ、かつ極真空手の熟練者であり、公式な試合もすれば、アンダーグラウンドな試合もおこなっているようだ。

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