歌手J・ビーバーにサルの「世話代」79万円を要求、独税関

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J・ビーバーのサル、ドイツの動物園に

(CNN) ドイツの税関当局は4日までに、国際的なアイドル歌手ジャスティン・ビーバーさんに対し南部のミュンヘン空港で今年3月末に書類の不備などで入国を拒否された後、所有権を放棄していたペットの「オマキザル」の世話代として約8000ドル(約79万2000円)の支払いを求めた。

経費にはワクチン投与や施設での預かり費用、輸送費などが含まれる。サルの「マリー」は現在、ドイツ北部の動物園で飼育されている。

ミュンヘン空港の税関当局者によると、ビーバーさんが示していた連絡先に経費支払いの件を伝えたが返答はなかったという。この対応を受け、関連法規に従い経費支払いの要求を公表したとしている。

同空港税関によると、ビーバーさんは次回の訪独までの間、経費の全面支払いを求められる。応じなかった場合、入国拒否に直面する可能性もある。

ビーバーさんは今年3月、欧州ツアーの一環としてドイツを訪問。マリーは入国手続きの不備が判明して足止めとなり、ミュンヘンの動物保護施設に預けられた。サルは検疫所で数週間過ごした後の6月、同国北部ハノーバー近くのホーデンハーゲンにあるセレンゲティ動物園に移っていた。

ビーバーさんは今年5月7日まで必要な書類を正式提出すればマリーを取り戻すことが出来たが、この手続きはしていなかった。マリーの所有者は現在、ドイツ政府となっている。

ビーバーさんの代理人はマリーが入国出来なかった際、コメントを拒否していた。

「Entertainment」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]