ベッカム、今季限りでの引退を表明

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米国でも活躍したベッカム選手

米国でも活躍したベッカム選手

(CNN) サッカーの元イングランド代表主将で、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するデービッド・ベッカム選手(38)が今季限りで引退すると表明した。「最高レベルでプレーしている今が、自分のキャリアを終わらせる潮時だと感じた」と説明している。

ベッカム選手は1999年に英イングランドのマンチェスター・ユナイテッドで欧州チャンピオンズリーグを制覇。スペインのレアル・マドリード、米ロサンゼルス・ギャラクシーなどを経て、今年からPSGに移籍、リーグ優勝に貢献していた。

ベッカム選手は「キャリアを通じて多くの機会を与えられた私は幸運だった。そのお返しをすべき時が来たと感じている」との談話を発表。「私を支えてくれ、成功する強さを与えてくれたファンにも感謝したい」とコメントした。

今後については、「大好きなゲームをプレーすることは何事にも代えがたい。しかし、新しい冒険が始まるという思いで、前途にワクワクしている」とした。

私生活では元スパイス・ガールズのメンバーでファッションデザイナーのビクトリアさんと結婚。その知名度も手伝って、世界の大衆にアピールする「ベッカム・ブランド」を築き上げた。フランスのサッカー誌によれば、年収は英国のスポーツ選手として最高の4600万ドル(約47億円)を超えている。

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