「犯行現場は偶然ではない」 メイ英首相がテロを非難

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メイ首相は「醜悪な犯行」とテロを非難した

メイ首相は「醜悪な犯行」とテロを非難した

(CNN) 英ロンドン中心部の国会議事堂近くで22日、男が車で歩行者に突っ込み、続いて議事堂前で警官1人を刺すなどして4人が死亡した事件を受け、メイ首相は「醜悪な犯行」とテロを非難した。

メイ首相は「ここが犯行現場となったのは偶然ではない。テロリストは、あらゆる国籍と宗教、文化をもつ人々が1つになって、自由と民主主義と言論の自由をたたえる我が国の首都の中心部を選んで攻撃した」と述べ、議会が代表する価値観を暴力で打ち破ろうとする試みは「失敗に終わる」と力を込めた。

メイ首相は緊急治安特別閣議(コブラ)を招集して対応を協議した。

ロンドンのカーン市長は市内の警備にあたる武装警官を増員すると発表。「私たちに危害を加え、日常生活を破壊しようとする者に対して私たちは結束する」「ロンドンっ子は決してテロに屈しない」と強調した。

事件はロンドン中心部の国会議事堂近くで22日に発生。男が車で歩行者に突っ込み、続いて議事堂前で警官1人を刺した。この事件で4人が死亡し、少なくとも40人が負傷した。警察はテロ事件として捜査に乗り出している

この日はベルギーの首都ブリュッセルで起きた連続テロから1年目だった。

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