トルコ、オランダと高官レベルの関係停止 大使締め出しも

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オランダが着陸拒否、トルコ外相に聞く

(CNN) オランダで演説を予定していたトルコのチャブシオール外相が入国を拒否された問題をめぐり、両国の関係が悪化の一途をたどっている。トルコ政府は13日、オランダとの間で「高官レベルの関係」を停止する方針を示した。

クルトゥルムシュ副首相が首都アンカラで発表した。一時的に出国している駐トルコ・オランダ大使の再入国を認めないとも表明した。

チャブシオール氏は先週、オランダ西部ロッテルダムの政治集会で演説する予定だった。憲法改正案をめぐる来月の国民投票に向け、投票権を持つ在外トルコ人に支持を求める呼び掛けの一環だったが、オランダ当局に搭乗機の着陸を拒否された。オランダ側は、「公共の秩序と安全を守るための措置」と説明した。

続いてトルコ家族相がオランダ入りしたものの、ロッテルダムのトルコ総領事館に入るのを阻止されて追い返された。現地ではトルコ系住民による激しい抗議運動が起きた。

チャブシオール氏は13日、CNNとのインタビューで、なぜ自分がテロリスト扱いされているのか、トルコ人はテロリストなのかと問い掛けた。オランダ側が指摘する治安上の問題とは何だったのか、同国から詳しい説明はないと述べ、「本当の理由を隠すための口実にすぎない」と非難した。

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