ナイジェリア軍、「ボコ・ハラム」本部の奪還を発表

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ボコ・ハラムは最近、隣国のチャドやカメルーンにも攻撃範囲を広げていた

ボコ・ハラムは最近、隣国のチャドやカメルーンにも攻撃範囲を広げていた

再選を目指すジョナサン大統領はボコ・ハラム対策が不十分として批判されていた。同大統領は27日、グウォザ奪取を受けた全国向けの放送で国防に甚大な犠牲を払っているナイジェリア軍の功績を称賛した。

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは26日に発表した声明で、ボコ・ハラムの攻撃による民間人の死者は今年これまでで少なくとも1000人に達したと報告。グウォザを制圧した際には、住民約300人を森林地帯にあるキャンプへ連行したとも述べた。

ボコ・ハラムによるテロ攻撃などは2009年以降に本格化。その活動範囲はナイジェリア内が大半だったが、最近は隣国のカメルーンやチャドなどにも拡散。これを受け両国はボコ・ハラム掃討に兵力を投入し、アフリカ連合も統合部隊を編成し、軍事介入している。

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