米高校で発砲、警官が犯人に対抗 生徒らの命守る

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高校での発砲事件発生を受けて容疑者に立ち向かった警察官のマーク・ダラス巡査

高校での発砲事件発生を受けて容疑者に立ち向かった警察官のマーク・ダラス巡査

(CNN) 米イリノイ州で16日、19歳の男が高校に侵入して発砲する事件が起きた。生徒らが殺傷される恐れがあったが校内駐在の警官が容疑者に立ち向かい、これを阻止した。逃走を図った容疑者は警官との撃ち合いで負傷して病院へ搬送された。

事件は16日朝にディクソン高校で発生。校内に入った元生徒の容疑者が講堂の近くで銃を発砲した。ディクソン警察署の幹部が会見で明らかにしたところによると、この後、同校に駐在する警察官のマーク・ダラス巡査が容疑者の前に立ちはだかったという。

容疑者はその場から逃げ出し、ダラス巡査が追跡。容疑者が発砲してきたので、ダラス巡査も撃ち返した。その結果容疑者は命に別条がない程度の傷を負い、病院へ搬送された。

同校並びにディクソン市内のすべての公立校では、事件の間生徒を教室内に避難させた。容疑者以外に負傷者は出ていない。

自らの危険を顧みず行動したダラス巡査について、その勇気をたたえる声が上がっている。

前出の警察署幹部は「学校の廊下に銃声を響かせながら、容疑者を真っ向から追い詰めた。その英雄的な行動のおかげで数えきれない命が救われた」と述べた。

ペンス副大統領もツイッターに「警官による勇敢な行いがまた1つ示された」と書き込んだ。

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