言うほど怖くない?、「ゾンビヘビ」を紹介 米ノースカロライナ州

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脅威を感じると腹を上にして口を開け、死んだふりをするという「トウブシシバナヘビ」/Shutterstock

脅威を感じると腹を上にして口を開け、死んだふりをするという「トウブシシバナヘビ」/Shutterstock

(CNN) 米ノースカロライナ州当局がこのほど、死んだふりの状態から再び動き出す「ゾンビヘビ」についてフェイスブックで紹介した。一部では悲鳴も上がっているが、実際はそれほど怖くないようだ。

このヘビの名称は「トウブシシバナヘビ」。公園当局が指摘するように、毒は持っておらず無害だ。

ただ、奇妙な行動を見せることはある。身を脅かされると、逆さまにひっくり返って口を開け、死んだふりをするのだ。

フロリダ自然史博物館によると、「逆さまになって短時間けいれんし、場合によっては排便したり食べ物を吐き出したりするケースもある」

その後は「腹部を上にしたままじっと動かず、口を開け、舌を突き出す。何分か死んだふりを続けてから慎重に元の体勢に戻り、周囲の安全を確かめた上でどこかに這(は)っていく」という。

体長は通常およそ50センチ~84センチで、やや上を向いたとがった鼻を持つ。色は黄色、黄褐色、オリーブ色、茶色、灰色、オレンジ、黒い斑点の入った赤茶色など多彩だ。

言い伝えによると、息の中に毒を混ぜる能力を持ち、約7.6メートル離れた距離から人間を殺すことができる。ただしフロリダ自然史博物館は、実は息は無害だと指摘している。

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