火災の民家にヘビ100匹、消防隊が素手で救出 米テキサス州

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100匹以上のヘビやトカゲなどの爬虫類を発見した/Caney Creek Fire & Rescue/Facebook

100匹以上のヘビやトカゲなどの爬虫類を発見した/Caney Creek Fire & Rescue/Facebook

(CNN) 米テキサス州でこのほど、民家で火災が発生し、駆けつけた消防隊が家の中にいた100匹以上の大型ヘビなどを素手で救出する出来事があった。

火災は先の週末にヒューストン郊外の民家で発生。駆けつけた消防隊が家の中に入ったところ、100匹以上のヘビやトカゲなどの爬虫(はちゅう)類を発見した。

「トカゲの数は分からない。ヘビたちの方は、煙が充満した家の中ではい回る様子を見れば、どんな人でも心臓発作を起こすような大きさだった」。レイモンド・フラネリー消防署長はそう振り返る。

CNN系列局のKTRKによると、中には体長1.5~1.8メートルのニシキヘビボアやコンストリクターも数匹いた。ガラスケースの中にいたものの、救出が必要な状況で、消防士たちが住人の助けを借りて運び出したという。

「犬や猫ならまだしも、ヘビは全然別の生き物だ」と消防士はぼやいている。消防局はフェイスブックに「消防士には、やりたくなくてもやらなければならないことがある」と書き込んだ。

住宅は損傷が激しく、一家が失ったものは大きかったが、それでも消防隊が自分たちのペットを救出してくれたことを喜んでいるという。

フラネリー署長は言う。「なぜこれほどたくさんのヘビがいたのかについて、家主はあまり語りたがらなかった。ただ私たちに、ヘビは制服姿の人を嫌うと告げた」「それでも消防士として、我々はどんな相手でも助けるために全力を尽くす」

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