サーフボードで漂流の男性、32時間ぶりに救出 英

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サーフボードで漂流の男性が32時間ぶりに救出された

サーフボードで漂流の男性が32時間ぶりに救出された

(CNN) 英スコットランド沖のアイリッシュ海でサーフィンをしていた男性が、潮流に流されてサーフボードにしがみついたまま漂流し、約32時間ぶりに救出されたことが3日までに分かった。英海洋沿岸警備隊が明らかにした。

救出されたのは英スコットランドのグラスゴーに住むマシュー・ブライスさん(22)。4月30日午前、スコットランド北西部の海岸へサーフィンに出かけたまま、行方が分からなくなっていた。

ブライスさんが海に入ったのは30日正午前。海岸から約20キロ離れた海上でサーフボードにしがみついているところを発見されたのは、5月1日の夕刻だった。

救助隊によると、ブライスさんは30日夕、友人と約束していた場所に現れなかったことから、1日になって親族が捜索願を出していた。

沿岸警備隊は7時間がかりの捜索でブライスさんを発見し、ヘリコプターで救助した。低体温症にかかっていたものの、意識ははっきりしていたという。

ブライスさんは、大西洋に流れ込む強い潮流に流されて漂流していたとみられる。30日から1日にかけては強風も吹いていた。無事だったのは、厚手のウェットスーツを着てフードとブーツを着け、サーフボードにしがみついていたことが助けになったと沿岸警備隊は指摘している。

救助されたブライスさんはベルファストの病院に搬送され、快方に向かっているという。

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