貧しい人々にも医療を、毎月30円の寄付運動広がる インド

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申込書に記入する女性。毎月20ルピーの支援が行われる

申込書に記入する女性。毎月20ルピーの支援が行われる

ジャム・カシミール州の住民1人当たりの15年の平均年収は約10万5000円だった。州内で唯一、がんの治療が受けられる公立病院でかかる費用は約7万~70万円。国や州からの補助金は最貧困層だけが対象だ。治療費は家計を容赦なく圧迫する。

サナさんは支援もむなしく、2月に亡くなった。しかし難病で脚が動かなくなり、余命2年と宣告された18歳の青年が、ララ・デド・チャリティーの支援で投薬治療を受けて歩けるようになったケースもある。この青年は4カ月以内に全快する見通しだという。

サディナさんは「サナを助けることはできなかったけれど、ララ・デド・チャリティーの寄付金でだれかの命が助かるなら、妹の闘病も報われます」と話している。

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