オルガンの背後に謎の女性像、19世紀建造の教会で発見 米

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19世紀に建造された教会のパイプオルガンの陰から女性の顔のレリーフが見つかった

19世紀に建造された教会のパイプオルガンの陰から女性の顔のレリーフが見つかった

(CNN) 米ロードアイランド州ニューポートにある170年前に建造された教会でこのほど、巨大パイプオルガンの背後の壁に彫られた女性の肖像が見つかり、この女性が誰かを巡って諸説が飛び交っている。

肖像が見つかったのは、1848年に建造され、1852年から使われてきたニューポートの聖母マリア教会。CNN系列局のWPRIによれば、修復作業のため巨大なパイプオルガンを撤去したところ、聖歌隊席の両端に刻まれた1対の女性の横顔が現れたという。

同教会の聖職者はこの女性について、「教会名の由来でもある聖母マリアかもしれないという人もいるが、私自身は、マリアの顔が半分に切られてしまうとはとても思えない」と語る。しかし建設当時の記録は残っていないことから、正解は見つかっていない。

同教会は、ジョン・F・ケネディ元大統領が1953年にジャクリーン夫人と結婚式を挙げたことでも知られる。

地元紙ニューポート・デイリーニュースによれば、教会には1855年から1958年にかけて3台のオルガンが設置された。初期のオルガンの方が小さかったことから、女性の肖像が見えていた可能性もある。

前出の聖職者は彫像がキリストの12人の使徒を描いたアーチの端に刻まれていたことを理由に、女性はマグダラのマリアではないかと想像。「イエスは最初に彼女の前に現れ、使徒たちに知らせなさいと彼女に告げた」と指摘している。

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