NASAの「宇宙うんちチャレンジ」、最優秀賞は?

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地球から遠く離れた場所で緊急事態が発生した場合、飛行士が宇宙服のまま長期間作業することも?

地球から遠く離れた場所で緊急事態が発生した場合、飛行士が宇宙服のまま長期間作業することも?

最優秀賞に輝いたのは米空軍の航空医官サッチャー・カードン氏。鍵穴手術の知識を生かしてデザインを考案した。同氏のデザインでは、宇宙服のまたの部分に気密性を保つ小さな穴を設置。そこを通じてカテーテルや膨張式の差し込み便器などを挿入することが可能だという。

カードン氏は米公共ラジオNPRの取材に、「宇宙服の中に排せつ物をため込んでおくのは良くないと思っていた。そこで、どうすれば宇宙服の内外を簡単に行き来できるか考えた」と言及。「今は動脈カテーテルで心臓弁を取り換えることまでできる。それならば、少量の便を処理することもできるはずだ」と話した。

報道声明によれば、コンペには150以上のチームから1万9000人が参加登録し、5000件以上の案が寄せられた。賞金総額は3万ドル(約340万円)で、半額はカードン氏に、残りは2位と3位の受賞者に分け与えられる。

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