ペットのハヤブサ、集団で飛行機移動 中東発の写真が話題に

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乗客とキャビンを共有するハヤブサ。人間よりも行儀がいい?

乗客とキャビンを共有するハヤブサ。人間よりも行儀がいい?

(CNN) 中東を運航する旅客機の機内で、鳥籠にも入れられず座席に陣取る数十羽のハヤブサ――そんな写真がソーシャルメディア上に公開され話題を集めている。ハヤブサを飼うことがステータスシンボルとされる中東では、乗客に対してハヤブサの機内持ち込みを認めている航空会社もあることから、こうした奇妙な光景が現実のものとなった。

投稿者によると、当該の写真はサウジアラビアの都市ジッダに向かう機内で撮影された。人とハヤブサがキャビンを共有すること自体は中東において珍しくはないが、これだけの数のハヤブサが一度に搭乗するケースは極めてまれだという。

中東では太古の昔から、飼いならしたハヤブサを用いての狩猟が行われてきた。かつては食料を獲得する手段だったが、現在もなおスポーツとしてこれを楽しむ習慣があり、ハヤブサはペットとして飼われ続けている。専門家によるとそれぞれのハヤブサには、速く飛べるもの、長距離の飛行に向いているものといった特徴があり、値段にも幅がある。

購入したハヤブサを6週間ほどかけて調教するため、中東の王族は自身のハヤブサと強固な関係を築いていると、この専門家は説明する。

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