土砂崩れで取り残された牛3頭、無事救出 NZ地震

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土砂崩れで立ち往生の牛を救出 NZ

(CNN) ニュージーランドの南島で起きた大地震で、土砂崩れの現場に取り残されていた3頭の牛がこのほど、無事に救出された。

現場では地震の影響で土砂崩れが発生。わずかに残った牧草地の一画に牛たちが取り残され、さらに土砂が崩れる恐れがあったことから救出が遅れていた。

「困難な作戦だった」と飼い主のデリック・ミルトンさんは振り返る。それでも牛たちのための通路を掘り進めると、牛はこの通路を通って脱出してきたという。

取り残されていたのは肉牛2頭と子牛1頭で、24時間にわたって水を飲めない状態だった。同じ群れにいた約11頭も無事保護された。

南島のカイコウラ付近を震源とするマグニチュード(M)7.8の地震は14日未明に発生。牛たちがいた牧草地では3頭の周りの土砂が崩れ落ちた。「たまたま3頭がいた場所が崩れなかったのは本当に運が良かった」とミルトンさんは胸をなでおろしている。

3頭が取り残された写真は地震発生の直後に地元メディアが掲載し、ツイッターを通じて広まっていた。

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