珍しい青のロブスター、2匹続けて捕獲 カナダ沖

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(CNN) カナダ東部ノバスコシア州沖で最近、青いロブスターが2匹続けて見つかった。

1匹目は同州オルダーポイント沖でベテラン漁師のブレイン・マーシュさんが捕獲し、マーシュさんの孫が「ブルーベリー」と名付けた。

マーシュさんの妻、メアリーさんはCNN系列局とのインタビューで「青いロブスターは漁師にとって幸運の印。今シーズンのロブスターはきっと豊漁でしょう」と話した。マーシュさんは22日に、このロブスターを海へ放した。

続いて23日、今度は約150キロ離れた同州ローポイント付近でスコット・マッキノンさんが青いロブスターを発見。マッキノンさんによれば、1匹目が放された場所からの距離を考えると、同じロブスターとは考えられない。しかも1匹目は小さめだったのに対し、マッキノンさんが見つけたロブスターは重さが約680グラムもあるという。

米メーン大学研究所によると、青いロブスターは200万匹に1匹の割合で生まれる。突然変異により、特定のタンパク質が過剰生成されて青くなるという。

マッキノンさんはロブスターを「オパール」と名付け、ロブスター漁のシーズンが終わる7月14日まで水槽で飼うことにした。

「言い伝えによると、青いロブスターは船に幸運と繁栄をもたらしてくれる。食べたりせずに、幸運は海へ返すつもりだ」と、マッキノンさんは話している。

カナダ沖では2012年にもロブスター漁を営む船長が青いロブスターを捕まえ、近くの海洋研究所に持ち込んだが、研究所側は興味を示さなかったとされる。

青いロブスターよりさらに珍しいのは、生まれつき色素のない白色のロブスターだ。捕獲の確率は1億分の1といわれている。

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