今度はナイルワニ、外来種の侵入続く 米フロリダ州

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フロリダ州は、危険な外来種の生息数が世界最大規模だという

フロリダ州は、危険な外来種の生息数が世界最大規模だという

今回発見されたナイルワニ3頭のDNA検査では共通点が多く、南アフリカの個体と極めて近似していることを突き止めた。

報告書は、多くのナイルワニが過去10年、南アやマダガスカルなどのアフリカ諸国から輸入され、フロリダ州にあるテーマパーク「ディズニー・アニマル・キングダム」で公開されていると指摘。3頭が湿地帯で見付かったことについては、同州内での珍しい動物のペット取引が原因の可能性があるとした。

米国立公園局によると、フロリダ州内では近年、危険な外来種の生息が相次いで発見され、問題となっている。これらの種にはキューバズツキガエルやビルマニシキヘビも含まれる。

これら外来種の一部の侵入や生息は同州固有の生態環境に異変をもたらしており、州当局は対応策を強いられている。世界最大のヘビであるビルマニシキヘビの場合は、生息数を減らすため捕獲大会も毎年開催されている。

危険な外来種の生息数では、亜熱帯気候のフロリダ州が世界最多とされている。

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