ツタンカーメンの墓に9割の確率で隠し部屋、謎の王妃埋葬か

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謎に包まれた古代エジプトの女王、ネフェルティティの像

謎に包まれた古代エジプトの女王、ネフェルティティの像

(CNN) 古代エジプトを支配した美貌(びぼう)の女王、ネフェルティティの運命は――。考古学者が長年の間探求してきたその謎が解明されるのではないかと期待が高まっている。

エジプトのダマティ考古相は17日、ツタンカーメン王の墓をレーダーでスキャンして調べた結果、壁の向こうに2つの隠し部屋があることが90%確実になったと発表した。

英考古学者ニコラス・リーブズ氏は昨年8月、このうちの1室にネフェルティティの墓があるという説を発表していた。一方、ダマティ考古相は、埋葬されているのはネフェルティティではなく別の王族の女性ではないかと推定する。

レーダーによる調査では金属製の物体と有機物が存在していることも分かった。今月中に再び調査を行って、部屋の大きさや壁の厚さを調べる計画。ただし部屋の存在を当局が確信するまでは、それ以上の発掘調査は行わない方針だという。

ネフェルティティは古代エジプト王アメンホテプ4世の妻で、王とともにエジプトを支配した。しかし12年間の統治の後は記録が途絶え、改名して摂政になったという説や、死亡したという説が伝えられていた。

ダマティ考古相は、「もしネフェルティティが見つかれば、ツタンカーメンの発見よりも重要性は大きい」と話している。

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