2015年は観測史上最高の暑さ 米機関

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強いエルニーニョが世界の気温に影響?=NOAA

強いエルニーニョが世界の気温に影響?=NOAA

(CNN) 米海洋大気局(NOAA)と航空宇宙局(NASA)は20日、2015年の世界の平均気温が1880年に観測を始めて以来、最高を記録したと発表した。

2015年の気温は12カ月のうち10カ月で観測史上最高を記録。年間の平均気温は20世紀の平均気温を0.9度上回った。

特に12月は北半球で異例の暖かさとなり、気温は3月から4月並みに上昇。世界の平均気温は平年より1.1度高かった。米国では初めて気温、湿度が同時に観測史上最高を記録した12月となった。

原因は主に、強いエルニーニョ現象によって太平洋の海水温が高くなり、熱が大気に放出されて世界の気温を押し上げたことにある。NASAではさらに、「二酸化炭素など人間が作り出した排気の増加」が温暖化を加速させたと指摘する。

エルニーニョ現象は今年春ごろまで続く見通しで、専門家の多くは今年も記録的な暑さになりそうだと予想している。

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