パンダの赤ちゃん死ぬ、ワシントンで生まれた双子の1匹

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パンダの赤ちゃん死ぬ、ワシントンで生まれた双子の1匹

(CNN) 米首都ワシントンのスミソニアン国立動物園で生まれたジャイアントパンダの双子の赤ちゃんのうち、1匹が死んだ。同動物園が26日午後、ツイッターで「悲しい報告です。2匹のパンダの赤ちゃんのうち、小さいほうが死にました」と発表した。

母パンダの「メイシャン(美香)」は22日夕に双子を出産。この時点で動物園は、2匹とも元気そうな様子だと伝えていた。

誕生後も数日は鳴き声を上げるなど元気そうな様子で、心配はなさそうに見えていた。赤ちゃんパンダは1匹ずつ交代でメイシャンに面倒を見させ、もう1匹は飼育係が世話をしていたという。

しかし小さい方の赤ちゃんは体重が増えないまま少しずつ弱り、呼吸に問題がある様子も見え始めた。このため抗生剤投与を投与するなどして「専従スタッフが手を尽くしたが、状況を変えることはできなかった」(獣医師長)という。

メイシャンの大きさは死んだ赤ちゃんパンダの1500倍。メイシャンが面倒を見ている間は、赤ちゃんの姿を飼育係が確認できないこともあった。「メイシャンが赤ちゃんのことを心配する様子は見えなかった」と獣医師長は話している。

メイシャンが2005年に生んだ「タイシャン(泰山)」と、2歳になった「バオバオ(宝宝)」は元気に育っている。

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