アポロ船長の宇宙服を修復・展示へ、ネットで7千万円調達

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(CNN) 米スミソニアン協会はこのほど、1969年に人類で初めて月面に降り立ったアポロ11号のアームストロング船長が着用した宇宙服を修復、展示する資金として、インターネットの資金調達サイト「キックスターター」上で55万ドル(約6800万円)を調達した。

宇宙服は空調付きの環境で保管されていたが劣化が進み、修復が必要な状態となっている。

同協会が宇宙服保存と展示ケース製作の資金を募ったキックスターターでの呼び掛けに7100人余りが応じ、目標額の50万ドルを突破した。

宇宙服はアポロ11号の月面着陸から50周年となる2019年、スミソニアン航空宇宙博物館で開かれる特別展の目玉として展示される見通しだ。

スミソニアン博物館は運営、維持費を連邦予算でまかなうが、収蔵品の保存や展示に必要な費用はこれまでも個人や企業からの寄付などに頼ってきた。

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