美しい雪の結晶、顕微鏡で撮影 米大教授

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マイケル・ペレス氏は13年間、顕微鏡で雪の結晶の写真を撮り続けている

マイケル・ペレス氏は13年間、顕微鏡で雪の結晶の写真を撮り続けている

(CNN) 米ロチェスター工科大学で写真撮影術を教えるマイケル・ペレス氏が今夢中になっているのは、顕微鏡で雪の結晶の写真を撮ることだ。

黒のベルベット生地の上に雪片を集めると、ガレージに駆け込み、繊細な雪片が溶ける前に解剖用の針を使って、そっと顕微鏡スライドの上に載せる。便せんや新聞紙を背景に使用することにより、拡大された結晶にさまざまな色が反映される。

ペレス氏が雪の結晶の写真を撮り始めたのは13年前。雪片が溶ける前にその一瞬の美を写真に収める方法を模索することから始めた。年代物のさまざまな顕微鏡を分解して部品を組み合わせた「自家製」の顕微鏡で撮影に挑む。

ニューヨーク州ロチェスターに30年住むペレス氏は、「私は冬と愛憎関係にある」と語る。

「雪かきや車の上に積もった雪の除去は嫌いだが、雪が降る場所に住まないと雪の結晶の写真は撮れない」(ペレス氏)

ペレス氏は、画像共有サービス「インスタグラム」の自身のアカウント上で、雪の結晶など、さまざまな物の写真をハッシュタグ「#tinythings」を付けて公開している。

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