リチャード3世、遺骨から浮かび上がる壮絶な最期

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

頭部のけがからはかぶとを脱いでいたことがうかがえる一方、腕や手に抵抗した際の傷がないことから、よろいは着けていたとみられる。

頭部のほか骨盤にも大きな損傷が残っていたが、当時のよろいは腰の部分も防護していたはずだ。リチャード3世の遺体は馬の背からつり下げた状態で戦場からレスターへ運ばれたとの説があることから、この時に受けた損傷ではないかと、同教授は指摘する。

ただ、どの傷も重なり合ってはいないため、正確な順番は確認できなかったという。

遺骨は来春、発掘場所から近いレスター大聖堂に再び埋葬されることになっている。

「サイエンス」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]