19世紀の本に「人間の皮」の装丁 ハーバード大

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(CNN) 米ハーバード大学は、同大の図書館に収蔵されていた19世紀の書籍の装丁に人間の皮膚が使われていたことが分かったと発表した。

この書籍はフランスの作家アルセーヌ・ウーセの著書「魂の運命」。装丁の成分などを詳しく調べたところ、99.9%の確率で、人間の皮膚で装丁されていることが分かった。

図書館によると、ウーセは1880年代半ば、医師だった友人に同書を贈った。この医師が、死亡した精神疾患の女性患者の皮膚で装丁を施し、「人間の魂についての書籍には、人間の装丁がふさわしい」とのメモ書きを残したという。

この医師は別の17世紀の蔵書にも人間の皮膚のカバーを付けていた。同書は現在、英ロンドンの図書館が収蔵している。

遅くとも16世紀頃には、人間の皮膚を使った装丁があったといい、犯罪者の供述書が本人の皮膚で束ねられたり、故人の遺志で書籍として残されたりすることがあったという。

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