地球と同じ大きさ、生命存在可能圏内に惑星発見 NASA

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ケプラー186fの想像図=DANIELLE FUTSELAAR氏提供

ケプラー186fの想像図=DANIELLE FUTSELAAR氏提供

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は17日、太陽系外の生命が存在し得る圏内に、地球とほぼ同じ大きさの惑星が見つかったと発表した。

太陽系外惑星の「ケプラー186f」は、NASAのケプラー宇宙望遠鏡の観測で、地球から490光年の距離で見つかった。調べた結果、サイズは地球より10%ほど大きく、恒星との適度な距離がある「ハビタブルゾーン」圏内にあって、地球のような鉄や岩、氷で構成されているらしいことが分かった。

NASAの研究者は、「別の恒星のハビタブルゾーン内に地球サイズの惑星があることがはっきりしたのは今回が初めて」「地球と似た環境を持つ世界の存在が裏付けられた」と解説する。

これまでに見つかった太陽系外惑星約1800個の中で、ハビタブルゾーン内にある惑星は約20個。NASAは2011年の時点で、ケプラーの観測でハビタブルゾーン内にある地球サイズの惑星が5個見つかったと発表していた。

しかしそうした惑星はいずれも地球より大きく、地表があるのかガス惑星なのかは分かっていなかった。

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