1万年前の住居の遺跡、建設現場から出土 イスラエル

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(CNN) イスラエルの建設現場で行われた発掘調査で、1万年前の住居や6000年前の寺院などの遺跡が見つかった。27日から一般に公開される。

イスラエル文化財当局の発表によると、紀元前8000年の住居の遺跡はエルサレム西部の高速道路拡張予定地で見つかった。何度も改修や修理を繰り返した形跡があり、人類が食べ物を求めて移動する生活から、1カ所に定住する生活に入った時期のものとみられる。

付近からは火打ち石や石灰岩でできたおのも発見され、このころから動物の家畜化や植物の耕作が始まり、計画的な都市が形成されるようになったことをうかがわせている。

また、6000年前の寺院の遺跡からは高さ1.2メートル、重さ数百キロの石柱が見つかった。

専門家は今回の発見について、約5000年前の青銅器時代初期に都市社会が形成されたことを裏付けるものだと評価している。

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