マッハ6の最新鋭偵察機、開発進む 米ロッキード

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
SR―72のイメージ図=LOCKHEED MARTIN提供

SR―72のイメージ図=LOCKHEED MARTIN提供

(CNN) 米航空大手ロッキード・マーチンはこのほど、冷戦時代に活躍した米空軍の超音速偵察機、SR―71(通称ブラックバード)の後継機ともいえる新たな偵察機の開発が進んでいることを明らかにした。

ブラックバードは音速の3倍(マッハ3)以上のスピードで高度2万6000メートルを飛行。レーダーに探知されにくいステルス機で、敵対国をはるかにしのぐ性能を誇っていた。同社が「ブラックバードの息子」と呼ぶSR―72はマッハ6で飛び、ミサイルの発射も可能になる。

航空技術専門誌「AWST」が同社の超音速機部門を統括するブラッド・リーランド氏の話として、開発計画の詳細を伝えた。リーランド氏は「超音速機と超音速ミサイルを組み合わせることにより、入れなかった空域に入り込み、いかなる標的でも大陸を1時間以内に横断して攻撃することができる」と述べている。

小型試作機による実験を5年以内に開始し、10年以内に試験飛行を実施する。2030年までには実戦配備が可能になるという。

「のりものだいすき」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]