地下鉄に落ちてた財布に200万ドル小切手 スペイン

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マドリード(CNN) スペインの首都マドリードの地下鉄の車内で25日、200万ドルの小切手が入った財布が発見された。

地下鉄の広報によれば、列車はディエゴデレオン駅でドアが完全に閉まらないトラブルを起こしたために保線区に送られ、ドアを調べたところ茶色の革の札入れが出てきたという。中には小切手と米カリフォルニア州の自動車運転免許証が入っていた。

「財布は地下鉄の車内で盗まれたものと見られる。泥棒は財布の現金を抜き取って、小切手は見ないで捨てたのだろう」と地下鉄の広報は述べる。

地下鉄で盗まれた財布は駅のプラットホームに捨てられていることが多い。だがこの財布は車両の出口のすきまに入り、そのせいでドアが閉まらなくなっていた。

スペインの警察は26日、CNNに対し、「(財布の持ち主の)名前は判明しており、現在行方を捜している。ただしすぐに返すわけにはいかない。金の出所が違法なものでないか確認しなければならない」と述べた。

小切手は米バンク・オブ・アメリカが発行したもので、振り出し日は2014年1月になっているという。

警察は在マドリード米国大使館に持ち主を見つけ出す協力を求めたという。

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