100年前のテディベア?、英空港の忘れ物 情報求む

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持ち主を捜しているぬいぐるみ=ブリストル空港提供

持ち主を捜しているぬいぐるみ=ブリストル空港提供

ロンドン(CNN) 片方しかない目にすり切れた鼻、添えられた写真には95年前の日付。英ブリストル空港が、出発ロビーで昨年見つかったクマのぬいぐるみの持ち主を捜している。

一緒に見つかった写真には幼い女の子2人が写り、髪をリボンで束ねた大きい方の女の子がぬいぐるみを抱いている。裏はポストカードになっていて、「大好きなパパへ。あなたの小さな娘とソニーより」などと書かれている。

「1918年3月4日の誕生日に撮影、1歳5カ月」という文字もある。

同空港の報道担当者は「長い間愛されていたぬいぐるみだということはよく分かる。この1年2カ月、家族と再会させてあげようと持ち主捜しを試みたがだめだった」と話す。そこでこのほど、一般市民からの情報提供を求めることにしたという。

すでに歴史家やぬいぐるみの専門家から協力の申し出があり、米国やカナダからもメールが届いている。1900年代初頭に英ファーネル社が販売したぬいぐるみだとする説や、フランス、ドイツ製との説も寄せられている。

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