火星探査機キュリオシティ、初の掘削作業へ

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火星探査機「キュリオシティ」が体験した「恐怖の7分間」とは?

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は15日、火星探査機キュリオシティによる初の掘削作業の場所が決まったと発表した。地表を掘ってサンプルを採取、分析する。

この場所には、火星探査計画の元主要メンバーで昨年亡くなったジョン・クライン氏の名前が付けられた。鉱物の筋や球状の「コンクリーション」、大小さまざまの粒などが入った多様な岩石があり、水の存在を証明する根拠となる可能性があるという。太古の火星を想像する手掛かりが得られるとの期待も寄せられている。

ただ研究者らによれば、火星には解明すべき謎がたくさんあり、キュリオシティの探査はほんの一歩にすぎない。

キュリオシティは先週、岩の表面のほこりを払う装置を初めて使用した。この作業によって、ほこりで隠れていた岩の様子がよく見えるようになるという。

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