米フロリダでヘビ狩り競争 繁殖し過ぎて生態系に悪影響

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米フロリダ州で「ヘビ狩りコンテスト」を開催中=フロリダ州野生生物保護当局提供

米フロリダ州で「ヘビ狩りコンテスト」を開催中=フロリダ州野生生物保護当局提供

マイアミ(CNN) 米フロリダ州のエバーグレイズ国立公園などで繁殖するビルマニシキヘビの退治作戦として、同州の野生生物保護当局が12日から「ヘビ狩りコンテスト」を開催している。

来月10日までの期間中、園内4カ所の指定区域で最も多くのヘビを殺した人には1500ドル(約13万4000円)、体長の最も長いヘビを退治した人には1000ドルの賞金が支払われる。

参加者は登録料25ドルを支払い、安全に狩りをするためのオンライン研修を済ませた。主催側は、ヘビをできるだけ苦痛の少ない方法で殺すよう求めている。

ビルマニシキヘビは東南アジア原産で、1979年に初めてエバーグレイズ国立公園で見つかった。当初はペットとして持ち込まれたとみられるが、急速に繁殖。現在園内に数万匹が生息しているとみられる。希少生物がえさとなり、生態系に悪影響を及ぼしていることから、当局が対応に苦慮している。

昨年8月には園内で、体長約5.3メートル、体重約75キロの巨大な死がいが発見された。

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