「世界の終末」のうわさ流した容疑で約100人を拘束 中国

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12世紀の「ドレスデン・コデックス」。マヤ暦の「終末の日」を示す書物の1つと言われる

12世紀の「ドレスデン・コデックス」。マヤ暦の「終末の日」を示す書物の1つと言われる

(CNN) 古代マヤ文明の暦に基づき世界が21日に終末を迎えるとのうわさを広めたとして、中国当局は19日までに、キリスト教系宗教集団「全能神」のメンバーら約100人を拘束した。

新華社通信によると、これまでに拘束されたのは青海省で37人、福建省で34人など。横断幕やディスク、本、印刷機なども押収された。メンバーらは戸別訪問したり公共の場に立ったりして終末論を流したという。青海省治安当局者がCNNに語ったところによると、21日から3日間太陽が姿を隠し、電気がつかなくなるなどと訴えていた。

新華社によれば、同集団は1990年に中国中部で結成され、メンバーらに財産をささげるよう求めてきた。

マヤ暦では、5000年以上前からの「周期」が21日に終わるとされている。これを世界の終わりと考えるか、新たな時代の始まりとみるかで解釈が分かれている。

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