生後1週間のパンダの赤ちゃん死ぬ 米スミソニアン動物園

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米スミソニアン動物園で赤ちゃんパンダ誕生

(CNN) 米首都ワシントンのスミソニアン国立動物園は23日、ジャイアントパンダ「メイシャン」の赤ちゃんが死んだと発表した。16日の誕生から7日目だった。

同日午前、メイシャンの悲しそうな鳴き声が聞こえたため、獣医師が調べたところ、赤ちゃんの呼吸や心拍が停止しているのを発見。蘇生措置の甲斐もなく、午前10時28分、死んだことを確認した。

記者会見した同動物園のデニス・ケリー園長は「飼育係も獣医師もボランティアも、赤ちゃん誕生を心から喜んでいた」「その死にただ衝撃を受けている」と肩を落とした。

一見したところ、赤ちゃんに外傷や感染症の形跡はなく、現時点で死因は不明だという。今後解剖を行って死因を究明する。

赤ちゃんパンダは16日、14歳のメイシャンと、15歳のオス「ティエンティエン」との間に人工授精で生まれた。メイシャンの出産は2005年以来、2度目。23日午前9時前までは、赤ちゃんパンダの鳴き声が聞こえていたという。

メイシャンは同日午後現在、落ち着いた様子だが、動物園ではメイシャンの健康状態に問題がないことを確認するまで、パンダ舎の公開を中止する。

ジャイアントパンダの赤ちゃんは東京の上野動物園でも7月に誕生したが、1週間後に死んだ。

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