火星探査機キュリオシティが無事着陸 火星から初の映像送信

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火星探査機「キュリオシティ」が体験した「恐怖の7分間」とは?

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「キュリオシティ」は米東部時間6日午前1時30分ごろ(日本時間午後2時30分ごろ)、火星の地表に無事着陸した。キュリオシティを見守っていた管制室の関係者らは、着陸が成功すると歓声を上げて成功を祝った。

キュリオシティが最初の火星の画像を送り返してくると、涙を浮かべる者もいた。

キュリオシティの科学チームにも参加しているジョージア工科大のジェームズ・レイ准教授は、理性的に考えればうまくいくことは分かっていたとしながらも、「全てのステップが処理されて実際に稼動したのを見て、ほっとした」と述べた。

スポーツ用多目的車(SUV)ほどの大きさがあるキュリオシティは、従来使われていたエアバッグを利用しての着陸方法が使えず、パラシュートと逆噴射を利用して着地する複雑な方法を採用。これは「恐怖の7分間」として知られていた。

キュリオシティはこれから、火星の探索を開始する。計画によれば、最初に向かうのは、かつて湖があった可能性のある「ゲール・クレーター」。

車体には10種類の実験設備を搭載し、岩盤の掘削もできるロボットアームを装備。65センチまでの障害物を乗り越えて、1日当たり約200メートルを走行できる。

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