夏の定番、ビーチサンダルに潜む危険性 米専門家が指摘

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(CNN) つま先の打撲、足首のねんざ、骨折、水膨れなど、足の痛みの原因はさまざまだが、米国で、特に夏の間に足に痛みを生じさせる一般的原因としてビーチサンダル(フリップ・フロップ)が挙げられる。

米国ではビーチサンダルの愛用者は多く、ビーチに限らず、店や職場でもビーチサンダルを履いている人は多いが、足の予防衛生研究所(IPFH)の事務局長ボブ・トンプソン氏は、ビーチサンダルの使用は多くの危険を伴うと指摘する。

人間の足は、地球の自然な表面(芝生、砂、砂利)の上を裸足でも歩けるように作られているが、今日、多くの地面を覆っているコンクリート、アスファルト、鉄の上を裸足で歩けるほど丈夫にはできていない、とトンプソン氏は語る。

しかし、ビーチサンダルの薄いゴム底では、これらの人工的な地面からの衝撃をほとんど吸収できないという。

静止している時も動いている時も、足は常に地面との最初の接点になる。足と地面との接し方が、体の骨格整列に影響を与えるのだ。

サンダルのようなフラットな靴は、土踏まずを支える部分がアーチ状になっておらず、側面のサポートもなく、履いている人の姿勢にもほとんど変化がない。そのため長時間履いていると骨にずれが生じ、ひざ、腰、背中に痛みが生じる恐れがある。また足を固定するものが何もないため、転倒、足首のねんざ、骨折の原因にもなりうる。

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