米ホワイトハウス職員、年収は平均847万円 国民の倍近く

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ホワイトハウスで働く職員の年収は国民の2倍近くに上るという

ホワイトハウスで働く職員の年収は国民の2倍近くに上るという

ワシントン(CNNMoney) 米ホワイトハウスで働く職員の年収は平均8万3000ドル(約847万円)で、一般企業の米国人社員らの約4万4300ドルより相当高いことが3日までにわかった。ホワイトハウスが公表した。

スタッフの総数456人のうち、85%が米国人の平均年収を上回っていた。

スタッフの報酬の最高額は17万2200ドルで対象者は計22人。大統領上級顧問のバレリー・ジャレット氏、国家経済会議のジェフリー・ジエンツ委員長や首席補佐官代行らが含まれた。この最高額はオバマ大統領が2010年に年収凍結を打ち出して以降、変わっていない。

大統領報道官に最近昇格したジョシュ・アーネスト氏もこの最高額の受給者で、以前の報酬は13万5000ドルだった。

ホワイトハウス職員の平均年収を性別に見ると、男性が8万8600ドルで女性は7万8400ドル。より多くの女性が下級職に就いていることの反映とし、同一のポジションでは同額が支払われていると説明した。

ホワイトハウス職員の年収の設定は、総じてより高額を得ている連邦政府職員の報酬を反映している。

米商務省経済分析局によると、連邦政府職員の平均年収は7万7414ドルで、民間企業の5万3463ドルよりかなり高い。民間企業の事務職の社員に比べ、連邦政府職員が高学歴を持ち、米国の他都市などと比べ生活費が高いワシントンで働いていることなどが背景にある。

連邦下院の共和党内では長年、連邦政府職員の年収や各種の手当は民間と比べ優遇されているとの指摘が繰り返されてきた。議会予算局は12年、政府職員の手当ては民間部門に比べ平均して46%手厚いとの報告書を公表していた。

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