出世のためには友を捨てよ? 「同類」との付き合いが足かせにも

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米国のほとんどの組織の幹部レベルにおいては、女性などのマイノリティーは特に少ないことも多いため、自分と同類ではないが、有能で出世も早い上司や、同僚、部下と幅広く交流することが、マイノリティーに属する人にとっての成功につながるとライス氏は主張する。

香港で経営コンサルティング会社を経営するファーン・エンガイ氏は、アジアにおいても職場で、女性や子育て中の社員、同性愛者などを支援する動きが広まっていると指摘する。

ただし、企業にとっては、才能のある人材を育てるためには、様々なキャリア形成の道筋や、他の部署の仕事についても学べるように、多様な人脈形成を従業員に促すことも重要だという。

エンガイ氏は、様々な職種の才能溢れる人材が会社の経営幹部などからも学べるように、社内の交流イベントといったものが必要だと説明する。

そのような機会により、才能ある人材の士気も高まるし、人脈形成や社内での幅広い交流の促進は、会社の経営にとっても重要だとエンガイ氏は指摘した。

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