ミシュランガイド東京、「すきやばし次郎」が予約困難で対象外に

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「ミシュランガイド東京」は、一般客からの予約を受け付けていないとして「すきやばし次郎」を評価の対象外とした/Dan Shapiro/CNN

「ミシュランガイド東京」は、一般客からの予約を受け付けていないとして「すきやばし次郎」を評価の対象外とした/Dan Shapiro/CNN

(CNN) 東京の飲食店などを格付けする「ミシュランガイド東京」の2020年版が発表された。12年連続で三つ星を獲得してきたすしの名店「すきやばし次郎」は評価対象外となり、名前が消えた。

ミシュランは、同店が一般客からの予約を受け付けていないため、対象から除外したと説明。「だれもが食べに行けるレストランを紹介する、それがミシュランの方針だ」と強調した。

すきやばし次郎はすしの味だけでなく、2011年に米国で製作された店主(当時)・小野二郎さん(94)のドキュメンタリー映画でも知られる。二郎さんは今も、跡継ぎの長男とともにカウンターに立つ。

14年にはオバマ米大統領(当時)が安倍晋三首相とともに訪れ、「今まで食べたすしのなかで最高だった」と称賛するなど、多くの著名人が来店して話題を呼んできた。

店内はカウンター10席のみで、予約が取れにくいことでも有名。現在、ホームページには「当分の間お電話でのご予約は見送らせていただきたい」と書かれている。

日本では米国など諸外国と違い、一流レストランは常連やシェフの知り合いしか予約できないケースが多い。外国人からの予約は、高級ホテルのコンシェルジュを通した場合のみ受け付けるという店もある。

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