機内で電子たばこ、乗客の搭乗を終生拒否 米スピリット航空

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飛行中の機内で電子たばこを利用したとして30歳の男性がスピリット航空の利用を禁じられた/Courtesy Spirit Airlines

飛行中の機内で電子たばこを利用したとして30歳の男性がスピリット航空の利用を禁じられた/Courtesy Spirit Airlines

(CNN) 米ルイジアナ州の保安官事務所は9日までに、米スピリット航空が30歳の乗客が飛行中に機内のトイレなどで電子たばこを吸ったとしてこの男性による今後の自社便の利用は終生拒絶する処罰を科したと報告した。

同州ジェファーソン郡の保安官事務所によると、騒ぎは米デトロイト発、ニューオーリンズ行きの便で発生。乗務員は保安官補に男性が飛行中に電子たばこを吸い、袋に吐き出すのを目撃し、叱責したと証言。

男性はこの後、座席を離れてトイレに向かったが、中にこもっていた際には煙警報器が作動したという。

ニューオーリンズ国際空港で保安官補に迎えられた男性はトイレ内での喫煙を否定。ただ、フライト中の喫煙が禁じられていることは知らなかったとも説明したという。

男性は逮捕されていない。保安官事務所の報道担当者は、スピリット航空は民間企業であり顧客への禁止措置を自由に講じることが出来ると指摘。男性は地上で保安官補に協力姿勢を示しており、刑事立件はしなかったと述べた。

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