フォード、140万台リコール 走行中にハンドル脱落の恐れ

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ハンドル部分の不具合でリコール対象となった14年型「フュージョン」=フォード提供

ハンドル部分の不具合でリコール対象となった14年型「フュージョン」=フォード提供

ニューヨーク(CNNMoney) 米自動車大手のフォード・モーターは14日、ハンドルが緩み、走行中に脱落する恐れがあるとして約140万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。

この問題に関連しているとみられる事故2件を認識しているとし、うち1件の負傷事故は直接的な原因になった可能性があるとした。同社によると、ハンドルを固定するボルトが緩む恐れがあるとしている。

リコールの対象車種は「フュージョン」と「リンカーンMKZ」のいずれも全モデルで製造は2014〜18年。

また、クラッチプレッシャープレートが破損し発火の恐れがあるとして別のフュージョンと「フォーカス」の計6000台もリコールの対象にした。この場合のフュージョンは13〜15年製造で、シグマGTDIエンジン搭載のB6マニュアル変速機のモデル。フォーカスはフォックスGTDIエンジンのB6マニュアル変速機の車種。

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