コカ・コーラ、日本で年内に「缶チューハイ」発売へ

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コカ・コーラが日本の缶チューハイ市場に参入する

コカ・コーラが日本の缶チューハイ市場に参入する

香港(CNNMoney) 米飲料大手「コカ・コーラ」は7日、日本で年内に缶チューハイ商品を発売すると発表した。

同社が日本で売り出している商品の多様性と豊富さを踏まえた同国市場に高度に特化した新商品と位置付けている。

缶チューハイの発売時期などには言及しなかった。日本コカ・コーラのホルヘ・ガルドゥーニョ社長は最近のブログでコカ・コーラの社史で缶チューハイはユニークな存在になると説明。アルコール度数の低い商品はこれまで扱った経験がないと語った。

また、同社長は缶チューハイについて世界中の消費者がコカ・コーラが出すような商品とは期待しないだろうとも述べた。ただ、米コカ・コーラのジェームズ・クインシー最高経営責任者(CEO)はCNNとの先月の会見で、米国内でいずれアルコール商品を売り出す可能性を否定しなかった。

キリンやサントリーなど日本の競合企業は日本で既に缶チューハイを売り出している。

日本はコカ・コーラにとって競争が最も激しく、動向がめまぐるしい市場の1つ。同社によると、日本市場には毎年、約100種の新商品を投入している。

同社が日本市場を意識した商品が他国市場で成功を収めた事例も幾つかある。これらの商品には米国民にほぼ知られていないスポーツドリンク「アクエリアス」や缶コーヒー「ジョージア」などがある。

コカ・コーラは過去にもアルコール類に進出したことがあり、1970年代にはワインに挑んでいた。ただ、この事業は失敗とみなされ、数年後には撤退していた。

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