中東出発便の電子機器持ち込み禁止、米国に続き英国も

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米国に次ぎ英国も、特定便への一部電子機器持ち込みを禁止する措置を発表

米国に次ぎ英国も、特定便への一部電子機器持ち込みを禁止する措置を発表

シアトル(CNNMoney) 米国と英国は21日、中東や北アフリカの特定空港から出発する便の乗客が、ノートパソコンやタブレットなどの電子機器を機内に持ち込むことを禁止すると発表した。

米国は、エジプト航空やエミレーツ航空など9社が運航する8カ国からの便について、スマートフォンより大きい電子機器の機内持ち込みを禁止し、そうした機器は預け荷物に入れて貨物室に格納することを義務付ける。

米政権高官によると、対象となるのはアラブ首長国連邦のドバイやトルコのイスタンブールなど、イスラム圏を中心とする10空港から出発する便で、1日50便以上が影響を受ける。航空会社9社には21日に通知し、96時間以内に従うよう求めた。

英国は航空会社14社が運航する6カ国からの便を電子機器持ち込み禁止の対象とした。この中には米国が対象としていないチュニジアとレバノンも含まれる。カタール航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、トルコ航空といった大手の便も対象となっている。

一方、米国の航空会社は、規制対象の空港から米国行きの直行便を運航していないため、影響は受けないという。

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