スターバックスのシュルツCEO、来年4月で退任

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スターバックスのハワード・シュルツCEOが退任の意向を表明した

スターバックスのハワード・シュルツCEOが退任の意向を表明した

ニューヨーク(CNNMoney) 米コーヒーチェーン大手スターバックスは、ハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)が来年4月3日付でCEOを退くと発表した。この発表を受けてスターバックス株は、1日の時間外取引で3%急落した。

発表によると、シュルツ氏は来年4月3日以降、同社会長としてイノベーションやプレミアム製品の開発、社会貢献などの取り組みに専念する。後任のCEOにはハイテク業界で長年の経験を持つケビン・ジョンソン最高業務執行責任者(COO)が昇格する。

シュルツ氏はCNNの電話取材に「これは良いことだ。私は会社を去るわけではない」とコメントした。

シュルツ氏は63歳。退任は1年以上前から計画していたという。政界への進出については「私はワシントンへは行かない」と否定して、それよりもスターバックスで社会事業に重点を置きたいと説明、「この国の現状を考えると、取り残された人たちを助ける必要がある」と強調した。

また、客の目の前でコーヒー豆を焙煎する「ロースタリーズ」のような高級品にも力を入れたい意向だという。

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