同性愛理由にイラン便勤務除外を、仏航空大手に請願多数

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ロンドン(CNNMoney) 今月17日にイラン・テヘランへの就航便再開を予定するエールフランス航空が同性愛の客室乗務員を同便に勤務させないことを求める請願状を突き付けられる騒ぎに巻き込まれている。

インターネット上の請願状にはこれまで1万人以上が署名。これら乗務員は同性愛者が迫害され、死刑判決も危惧される国への就航便勤務を強いられるべきではないと主張している。

エールフランスは先週、イラン内の厳格な服装規定への懸念を抱いた女性乗務員や操縦士を同国便の勤務から外すことを求める同航空労組の要求に同意。ただ、同性愛を理由にした勤務免除の要求には応じない方針を示している。

同航空はCNNMoneyへの電子メールでの声明で、サウジアラビアやエジプト、インドなど同性愛に抑圧的な立法措置を講じている約20カ国に乗り入れているが、問題が起きたことは近年にないと説明。同社は全乗務員が最高に安全な環境で勤務出来るよう常に注意しているとも主張した。

イランへ長年就航しているドイツのルフトハンザ航空の報道担当者は、イラン内の同性愛者への圧迫に絡んで同航空の乗務員らが不安を伝えてきた例は聞いていないとしている。

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