ホンダに過去最高7000万ドルの罰金、米当局

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写真提供=ホンダ

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ニューヨーク(CNNMoney) ホンダは8日、同社製の自動車が関連した事故や安全性の問題に関する報告を11年間にわたって怠ったとして、米当局に対し過去最高額となる罰金7000万ドル(約84億円)を支払うことで合意した。

米高速道路交通安全局(NHTSA)に死亡や重傷に関連する報告されなかった事故件数は1729件に上る。NHTSAによれば、これらの事故による死者数は、現在も把握できていないという。

ホンダは報告漏れがあったことを認めており、データおよびコンピュータープログラミングに問題があったとしている。

フォックス運輸長官は「ホンダおよびすべての自動車メーカーには、果たさなければならない安全義務がある。いかなる弁解も認められない」としている。

1729件のうち8件はタカタ製エアバッグが関係したものだった。

これまでの罰金の最高額は、昨年5月にゼネラル・モータース(GM)に科された3500万ドル。イグニション・スイッチの欠陥についての報告が10年間遅れたことで、この欠陥による死者は42人に上った。

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