アフリカの高地でマス養殖 日本にも輸出

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マルチ山脈内、標高2200メートルに位置するカツェ・ダム=ADVANCE AFRICA提供

マルチ山脈内、標高2200メートルに位置するカツェ・ダム=ADVANCE AFRICA提供

(CNN) 大阪、京都、東京のスーパーマーケットには、アフリカ南部の内陸の国レソトの標高2200メートルの高地で養殖されたマスが並ぶ。

「手付かずの自然が残るレソトは、大型マスの養殖に理想的な環境」と語るのは、アドバンス・アフリカ・マネジメント・サービスのマネジングパートナー、フレッド・フォーマネク氏だ。アドバンス・アフリカは2009年、レソトでマスの養殖を行う「ハイランズ・トラウト」プロジェクトを立ち上げた。

「この高度のおかげで、ほぼ1年中、水温は(マスの養殖に)最適に近い温度に保たれる」(同氏)

マスの生産は2012年に始まり、初年度の生産量は500トンだった。アドバンス・アフリカは今年度中に生産量をその3倍に増やす計画だ。

日本への輸出には船で4週間もかかるが、同社の幹部は、日本では高値で売れるため、追加の輸送コストをかけても日本に輸出する価値があると語る。

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